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セラルヴェス現代美術館

ポルト

セラルヴェス現代美術館と公園

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セラルヴェス現代美術館は、自らをポルトガル随一の現代美術館と位置づけています。白い建物を設計したのは、プリツカー賞を受賞したポルトガルの建築家アルヴァロ・シザです。周囲には18ヘクタールの庭園と森が広がり、樹上の遊歩道とピンクのアール・デコの別荘があります。全施設入場券はPorto Culture Passに含まれます。

出発前に

  • 所要時間2–3 h
  • 定休日なし

セラルヴェスのチケット:全施設か、公園のみか

ここで販売しているセラルヴェスのチケットは2種類で、建物と庭園の両方に入る券と、庭園だけの券があります。Porto Culture Passに含まれるのは前者です。

ここで販売しているセラルヴェスのチケット(大人料金)
チケット価格対象
全施設入場券€24
  • 美術館とアルヴァロ・シザ棟
  • カーザ・デ・セラルヴェス
  • カーザ・ド・シネマ
  • 公園と樹上の遊歩道
公園入場券€15公園と樹上の遊歩道
Porto Culture Pass€42.50
  • セラルヴェス全施設入場
  • ポルト大聖堂
  • Fado Maiorのショー

どちらのチケットも、12~17歳、25歳までの学生、65歳以上は半額です。12歳未満の子どもはチケットなしで入場できます。毎月第1日曜日は入場料がかかりませんが、対象はポルトガル居住者のみです。

全体を見るなら、€24の全施設入場券か、€42.50のPorto Culture Passのどちらかです。パスにはポルト大聖堂と、ミラガイアのFado Maiorで夜に開かれるファド(ポルトガルの哀愁を歌う音楽)のショーも含まれ、3つを別々に買った場合とほぼ同じ金額です。

全施設入場券と公園入場券は、スマートフォンのバウチャーを入口のチケット窓口で紙のチケットに交換します。

澄んだ青空の下、段になった噴水と刈り込まれた生け垣があるピンク色のアール・デコ様式の建物。上空を鳥が飛んでいる。

ポルト・カルチャー・パス

セラルヴェス財団:オールアクセス・チケット · ポルト大聖堂 · ファド・マイオール・ド・ポルト:身近なファド・コンサート

チケットを個別に買う場合とほぼ同額です

セラルヴェス現代美術館とシザの新棟

セラルヴェス美術館の館内、天窓の下に見える丸い柱の白いバルコニーと来館者(下から撮影)
シザ設計の美術館の館内 写真: Paco Romero-Ferrero, CC BY-SA 2.0

シザの美術館は1999年に開館しました。天井が高く明るい展示室が並ぶ、細長い白い建物です。2024年2月には西側に3階建ての新棟が加わり、空中の回廊で本館とつながっています。

アルヴァロ・シザ棟と呼ばれるこの新棟で、展示スペースは44%広がりました。展示は年間を通して入れ替わるため、順に見ていく常設展はありません。

2027年1月まで、美術館ではアメリカの肖像画家アリス・ニールと、LED看板の言葉で知られるジェニー・ホルツァーの展覧会を開催しています。シザ棟では、ビルバオのグッゲンハイム美術館を設計した建築家を扱う「The Century of Gehry」が2027年1月10日まで続きます。

11月から2027年5月までは、アルバニア出身の映像作家アンリ・サラの展覧会もあります。

シザは、ポルト出身で100歳を過ぎても映画を撮り続けた監督に捧げるカーザ・ド・シネマ・マノエル・デ・オリヴェイラも設計しています。10月31日から2027年5月まで、2024年にカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したミゲル・ゴメスの初めての展覧会が開かれます。

カーザ・デ・セラルヴェス:ピンクのアール・デコの別荘

カーザ・デ・セラルヴェスのピンクのアール・デコの正面。丸い中央の塔、縦長の帯状の窓、広い石段があり、右手に紫の花をつけた木が見える
庭から見たカーザ・デ・セラルヴェス 写真: Francisco Anzola from United States, CC BY 2.0

美術館ができるずっと前、この土地はヴィゼラ伯爵のもので、1925年から1944年にかけてこの邸宅が建てられました。セラルヴェスはこの邸宅を、ポルトガルで最も注目すべきアール・デコ建築と位置づけています。

設計者はフランスの建築家シャルル・シクリスと、サン・ベント駅を手がけたポルトの建築家ジョゼ・マルケス・ダ・シルバとされていますが、確定ではありません。2012年から、邸宅と公園は一体で国定記念物に指定されています。

邸宅の室内は展示室です。2027年3月まで、韓国の画家・彫刻家イ・ウファンの作品を、カタルーニャの画家ジョアン・ミロの展覧会と並べて展示しています。イ・ウファンの彫刻3点は公園に立っています。

セラルヴェス公園と樹上の遊歩道

屋外の公園は18ヘクタールあり、整形庭園、森、農地が広がり、約200種の植物があります。1930年代に、フィラデルフィアのベンジャミン・フランクリン・パークウェイを計画したフランスの造園家ジャック・グレベールが整えました。

整形庭園とバラ園

セラルヴェス公園のバラ園。背の高い木の枝の下に、低く刈り込んだ生け垣と砂利道が模様を描き、手前に「ROSEIRAL ROSE GARDEN」の看板がある
セラルヴェス公園のバラ園 写真: Joseolgon, CC BY-SA 4.0

整形庭園は低く刈り込んだ生け垣で図案が描かれ、その間にバラ園があります。小道沿いには、セラルヴェス・コレクションの彫刻が常設展示されています。

並木道、森、農場

セラルヴェス公園の背の高い木の下に続く広い砂の並木道。来館者が歩き、遠くに大きな輪の彫刻が見える
セラルヴェス公園のアラメダ・ドス・リキダンバレス 写真: Joseolgon, CC BY-SA 4.0

公園には幅の広い並木道が通っています。その一つ、アラメダ・ドス・リキダンバレスは、沿道に並ぶフウの木にちなんだ名前です。公園内には森、湖、昔ながらの農場もあります。

樹上の遊歩道

セラルヴェスの木製の樹上の遊歩道。網状の手すりがついて、背の高い木の枝の間を水平に延びている
樹上の遊歩道 写真: Joseolgon, CC BY 4.0

樹上の遊歩道は2019年に完成しました。建築家カルロス・カスタニェイラがシザとともに設計しています。木々の梢の間を250メートルにわたって水平に進み、足元の地面が下がっていくため、高さは1.5メートルから25メートルになります。

場所によっては海が見え、手を伸ばせば葉に触れられるところもあります。

11月8日までは、水曜から日曜に公園が日没後も開き、「Serralves em Luz」が行われます。20のライトアップ作品の間を約2キロメートル歩くもので、チケットは別です。

セラルヴェスの開館時間と行き方

セラルヴェスは、ポルトの市立美術館が休みの月曜日も開いています。休みは12月25日と1月1日だけです。冬は1時間早く閉まります。

10月~3月
月~金曜 10:00~18:00、土日・祝日 10:00~19:00
4月~9月
月~金曜 10:00~19:00、土日・祝日 10:00~20:00
12月24日・31日
16:00まで開館
最終入場
ここで販売しているチケットは閉館の1時間前まで。12月24日と31日は12:30が最終
住所
Rua Dom João de Castro 210

飲食できる場所は3か所あります。ランチビュッフェのレストラン、ティーハウス、講堂のバーです。私的なイベントのため、公園や邸宅の一部が閉まることがあります。

セラルヴェスは市街の西にあり、カーザ・ダ・ムジカからさらに徒歩約45分かかるため、バスが便利です。市内バスの201番はアリアドスからセラルヴェスの停留所まで、207番はSerralves Museuに停まります。地下鉄の場合はカーザ・ダ・ムジカまで乗り、Metrobusに乗り換えるとセラルヴェスに着きます。

セラルヴェスのあとに:カーザ・ダ・ムジカとクリスタル宮殿庭園

カーザ・ダ・ムジカは中心部へ戻る途中にあるので、そこから東へ続けて回れます。

最終更新: