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発見のモニュメント

リスボン · カードで入場できる

発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)

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発見のモニュメントは、テージョ川のほとりに高さ56メートルで立つ、石の船首の形をした記念碑。先頭にはポルトガルの大航海を後押ししたエンリケ航海王子、その後ろの斜面には船乗り、詩人、王妃など32体が続きます。上からは直径50メートルの羅針盤の図を見下ろせます。入場はLisboa Cardに含まれます。

発見のモニュメントとその周辺

まず地上から、そびえ立つ像を見上げます。羅針盤の図は、展望台に上がってから見るほうが全体をつかめます。

船首に並ぶ33体の像

発見のモニュメント東側の斜面に立つ、クリストヴァン・ダ・ガマとフランシスコ・ザビエルの石像
東側の斜面に立つクリストヴァン・ダ・ガマとフランシスコ・ザビエル 写真: Jules Verne Times Two, CC BY-SA 4.0

船首に立つエンリケ航海王子の像は高さ9メートル。左右の斜面に16体ずつ並ぶ32体は、それぞれ高さ7メートルです。

市街地に向いた東側は、航海者や船長が中心です。ヨーロッパから初めてインドへ航海したヴァスコ・ダ・ガマが、喜望峰を回ったバルトロメウ・ディアス、ブラジルに到達したペドロ・アルヴァレス・カブラルと並んで立っています。

同じ斜面には、国王アフォンソ5世、宣教師フランシスコ・ザビエル、マゼランもいます。マゼランはスペインのために航海したポルトガル人の船長で、初の世界一周航海を率いましたが、完遂する前に亡くなりました。

川の河口に向いた西側には、国民的詩人ルイス・デ・カモンイス、数学者ペドロ・ヌネス、画家ヌーノ・ゴンサルヴェス、修道士2人が立っています。女性はただ1人、エンリケの母フィリパ・デ・ランカストレ王妃です。

裏側には、錨の上に献辞が刻まれています。エンリケ王子と、海の道を発見したポルトガル人たちに捧げる、という内容です。

展望台から見る羅針盤の図

展望台から見た、発見のモニュメント前の舗装に描かれた羅針盤と世界地図
上から見た羅針盤と世界地図 写真: Enrico Strocchi from Forlì, Italy, CC BY-SA 2.0

モニュメントの前の舗装には、直径50メートルの羅針盤が埋め込まれています。素材はリオース石灰岩で、黒と赤の石をあしらっています。南アフリカからの贈り物で、1960年8月に除幕されました。

中央には幅14メートルの世界地図があり、1418年のマデイラ諸島から1525年のパラオ諸島まで、ポルトガルの航海が年号と船で示されています。装飾には人魚とネプチューンもいます。

地図の全体は上から見たほうが分かりやすいという声があります。エレベーターで6階まで上がり、狭い階段42段を登ると展望台に出ます。川と橋、その先にはベレンの塔が見えます。

地下1階では、展覧会「PADRÃO. Casa-Obsessão」を2026年12月30日まで開催中です。1940年以降、このモニュメントがどう見られてきたかを扱い、批判的な見方も含みます。最初のPadrãoは、当時ポルトガルを支配していた独裁体制「エスタド・ノヴォ」が開いた1940年の博覧会のために建てられたものです。

土・日曜と祝日には、映像も上映されます。

Padrão dos Descobrimentosの入場券と開館時間

チケットが必要なのは内部だけです。展望台へのエレベーター、展覧会、映像のセットが€10、展覧会のみなら5ユーロです。外にある像と羅針盤の図は公共の場所なので、誰でも見られます。Lisboa Cardがあれば、チケットなしで入場できます(13~15歳は料金がかかります)。

10月~2月
毎日 10:00~18:00、最終入場 17:30
3月~9月
毎日 10:00~19:00、最終入場 18:30
休み
1月1日、5月1日、12月24日・25日・31日
子ども
12歳未満は無料
映像
土・日曜と祝日の 11:15 と 16:00

入場枠の予約はなく、カードの有無にかかわらず当日そのまま入れます。モニュメントの窓口でチケットを買うか、Lisboa Card(€31から)を提示します。

待つ場所があるとすればエレベーターで、晴れた午後は列が長くなるという報告があります。夕方に訪れた人は、人が少なく夕日も見られたそうです。

2026年の来館者によると、見学は15~30分で、エレベーターの待ち時間は含みません。

毎日開いているため、ベレン観光の予定に組み込みやすく、ジェロニモス修道院とベレンの塔が休む月曜でも入れます。

入口まで階段が9段、窓口までさらに6段あります。手動車いす用の階段昇降機は事前に予約できます。展覧会にはエレベーターがありますが、展望台は42段の階段のため、車いすでは上がれません。

二度建てられた発見のモニュメント

最初のPadrãoは、長く残すつもりでは造られていません。1940年のポルトガル世界博覧会のために、政権が国の歴史を誇示する場として、鉄、セメント、繊維入り石膏で建てたものです。

設計は建築家コッティネッリ・テルモ、彫刻はレオポルド・デ・アルメイダです。映画監督レイタン・デ・バロスは、3人が議論の夜にマッチ棒の頭でひと息にスケッチしたと、のちに書いています。

20年後、1460年に没したエンリケの没後500年を記念して、今度は恒久的なものとして再建されました。コンクリートにレイリア産のロザル石を張り、像にはシントラの石灰岩を使っています。

コッティネッリ・テルモは1948年に亡くなっており、再建は建築家アントニオ・パルダル・モンテイロのもとで進められました。完成は1960年8月9日。この岸辺は、記念碑が伝えるとおり、14世紀から船が探検に出ていった場所です。

年表

1497年7月8日
ヴァスコ・ダ・ガマがリスボンからインドへ出航
1940年6月23日~12月2日
ポルトガル世界博覧会。最初のPadrãoが建つ
1960年8月5日
羅針盤の図の除幕
1994年
羅針盤の図の修復

Padrãoとベレンの周辺

Padrãoは、鉄道と幹線道路より川側にあります。インペリオ広場の庭園とベレン文化センター(CCB)の脇にある地下道を通って渡ります。この一帯には、ベレン駅、トラム15E、バス714・727・728・729・751が通っています。

最終更新: