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レガレイラ宮殿

Sintra

Quinta da Regaleira

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シントラのQuinta da Regaleiraでは、丘に深く掘られた螺旋階段「イニシエーションの井戸」を下り、トンネルと洞窟を抜けて外に出ます。地上には百万長者の宮殿、礼拝堂、庭の塔が並び、どれも象徴だらけです。設計はイタリアのオペラ舞台美術家で、1910年に完成しました。

出発前に

  • 所要時間2–3 h
  • 定休日なし
  • 入場日時指定
  • おすすめの時間帯開館直後

Quinta da Regaleira:井戸、トンネル、庭園

順路は、井戸とトンネルが先、次に庭、宮殿と礼拝堂は最後です。小道が入り組んでいて、井戸を探すうちに迷いやすいので、地図を手元に置いてください。

イニシエーションの井戸

Quinta da Regaleiraのイニシエーションの井戸を見下ろした様子。アーチ形の開口部がある苔むした石の踊り場が螺旋状に続き、はるか下の丸い底へ細くなっていく
上から見たイニシエーションの井戸 写真: Diego Delso, CC BY-SA 4.0

苔むした石の竪穴を、螺旋階段が下っていきます。一周ごとにアーチ形の開口部があり、底ははるか下です。井戸は上から下への一方通行で、混雑時は入るまでに15~20分待ちます。

井戸の名の「イニシエーション」は、敷地内の象徴に由来します。一部の著述家は、Quintaを錬金術、フリーメイソン、テンプル騎士団、薔薇十字団(神秘主義者の秘密結社)と結びつけますが、ここで儀式が行われたかどうかは誰にも分かっていません。

底に着いたら、一方通行のトンネルを通って東の洞窟(Eastern Grotto)へ出ます。訪れた人によると、暑い日でも井戸の底は涼しく、トンネルは短いものの暗く、足元が濡れています。スマートフォンのライトを用意してください。

庭、塔、洞窟

Quinta da Regaleiraの「守護者の門」。暗い洞窟の入口の上に彫刻を施した石のアーチがあり、手前の噴水盤に石の獣が二体いる
庭にある「守護者の門」 写真: Kent Wang, CC BY 4.0

外に出ると、庭は約4ヘクタールの斜面に広がり、小道が塔、人工の洞窟、池、展望所、あずまやの間を縫っています。井戸の前に集まっていた人も、庭に入るとすぐ散らばるそうです。

現在、2か所は立ち入れません。水族館は一般非公開で、滝の小道(Waterfall Path)も閉鎖されています。

宮殿とあだ名

庭越しに見るQuinta da Regaleiraの宮殿。手前にゴシック様式の石の尖塔がある
庭から見た宮殿 写真: Hugo Ferreira, CC BY-SA 4.0

建物の正式名はPalácio do Monteiro dos Milhões。持ち主のあだ名「Monteiro dos Milhões(百万長者のモンテイロ)」にちなみます。公開されているのは主階のみで、一方通行です。

シントラの人々は、この建物に別のあだ名もつけました。「Bolo de Noiva」、ウェディングケーキです。敷地の名前のほうが古く、以前の所有者エルメリンダ・アレン男爵夫人に由来します。庭の塔の一つからの眺めを「regalo」(ご褒美、楽しみ)と呼んだのが始まりです。

2026年12月30日まで、旧発電機室のCasa do Geradorで、カルヴァーリョ・モンテイロが集めたポルトガルの国民的詩人カモンイスの蔵書を展示しています。観覧は入場券に含まれます。

Quinta da Regaleira:チケットと入場時間

チケットはすべて日付と時間が決まっています。その日の分が10:00までに売り切れていた、という訪問者もいます。デジタルオーディオガイド付きチケット(€28)は、前日までに予約してください。

入場が無料なのは、5歳以下の子ども(チケットは必要)、シントラ住民、認定を受けた観光業の専門家だけです。Lisboa CardではQuinta da Regaleiraの割引はありませんが、シントラまでの列車には使えます:24時間券は€31。

ペーナ宮殿とQuintaのセット券もあります:

1月~3月、10月~12月
10:00~18:30
4月~9月
9:00~19:30
入場時間
10:00から17:00まで30分ごと。最終入場は17:30
宮殿と礼拝堂
庭より30分早く閉まる
休業日
1月1日、12月24日・25日・31日
子ども
5歳以下は無料(チケットは必要)

空いている時間に回るなら、最終入場枠です。最終枠で入った訪問者は、ほとんど人がいなかったと話しています。

荷物は軽くしてください。スーツケース、キャスター付きの機内持ち込みバッグ、大きなリュックは持ち込めません。軽食、ペット(介助犬を除く)、三脚、ドローンも不可です。宮殿と礼拝堂ではフラッシュ禁止、噴水の水は飲めません。

階段と坂が多く、車椅子では回れなかったという訪問者がいます。

Quinta da Regaleiraの歴史:百万長者と舞台美術家

アントニオ・アウグスト・カルヴァーリョ・モンテイロは1848年にリオデジャネイロで生まれ、ポルトガルの古い大学都市コインブラで法律を学びました。1892年にこの土地を買い、イタリア人の舞台美術家ルイジ・マニーニを雇います。マニーニは、リスボンの歌劇場サン・カルロス劇場やブサコ・パレス・ホテルの仕事を手がけた人物です。

マニーニは、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、マヌエル様式(大航海時代のポルトガルの装飾的な様式)を取り入れ、アール・ヌーヴォーの要素も加えました。工事は1910年に終わり、カルヴァーリョ・モンテイロはその10年後に亡くなりました。

その後、Quintaは何度も持ち主が変わります。1942年にヴァルデマール・ドレイ(Waldemar D’Orey)の手に渡り、内装が改装されました。1988年からは日本企業のアオキ(Aoki)が所有しました。

1997年にシントラ市が取得し、現在はFundação Cultursintraが運営しています。

シントラ駅からQuinta da Regaleiraへ歩く

ロシオ駅からシントラまでは列車で40分です。シントラ駅からQuintaまでは、訪問者の体感で徒歩約20分かかります。435番バスも停まりますが、Lisboa Cardは使えません。Quintaに駐車場はありません。

最終更新: