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サンタ・ジュスタのエレベーター

リスボン · カードで入場できる

サンタ・ジュスタのエレベーター(Elevador de Santa Justa)

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サンタ・ジュスタのエレベーターは、リスボン中心部にそびえる繊細な装飾の鋳鉄製の塔です。100年以上、木造のキャビンがシアードの高台へ人を運んできました。市内にこれと同じ形のエレベーターは残っていません。2025年9月から運休が続いており、リスボンの交通会社Carrisは再開時期を発表していません。

サンタ・ジュスタのエレベーターが運休している理由とCarrisの発表

エレベーターは2025年9月に運行を止めました。9月3日に、リスボンの歴史ある坂道の乗り物の一つ、グロリア線ケーブルカーが事故を起こしたためです。16人が亡くなり、市内の坂道の乗り物は点検のため運行停止になりました。

サンタ・ジュスタは事故とは無関係で、2024年にモーターも新しくなっていました。2026年3月には市が任命した技術委員会が安全と判断し、報道では夏までの再開が見込まれていました。

しかし夏が過ぎても再開しませんでした。2026年9月、Carris社長のルイ・ロポ氏は、このエレベーターの審査はラヴラ線ケーブルカーより進んでいるが、なお時間がかかると述べました。2026年10月25日の時点でも、Carrisはエレベーターと屋上展望台を「一時閉鎖」と案内しています。

ほかの坂道の乗り物では、グラッサ線ケーブルカーが2026年4月から再び動いています。ビッカ線はまだ運休中です。グロリア線は新しい車両の到着待ちで、報道によるとCarrisは2029年を見込んでいます。

外から見るサンタ・ジュスタのエレベーターの塔と乗り場

運休中でも、塔はバイシャ地区のオウロ通りに立っており、足元に下の乗り場があります。この入口は2017年に新しい正面に改装され、案内パネルと、当初のデザインを復元した金属フレームが付きました。

反対側の上の乗り場はシアードのカルモ広場にあります。塔の上から延びる通路がここにつながっています。

サンタ・ジュスタのエレベーターの代わりに

エレベーターがないと失うのは、シアードへ上がる乗車体験と、頂上からの眺めの2つです。どちらも別の方法で補えます。

バイシャを見渡すなら、中心街の川側にあるアウグスタ通りの凱旋門に、屋上の展望台があります。もっと高いところなら、サン・ジョルジェ城の城壁から街全体が見渡せます。

どちらも24時間券が€31からのLisboa Cardで入場できます。カードがあれば、地下鉄、バス、路面電車にも乗れます。

入場料なしで景色を見られるのは、バイロ・アルトのサン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台です。グロリア線ケーブルカーが止まっているため、今は坂道を歩いて上ります。グラッサ地区のセニョーラ・ド・モンテ展望台は旧市街でいちばん高い場所にあり、タイルのパネルで見えている場所の名前を確認できます。

シアードのカルモ広場。石造りの噴水と木々、奥にカルモ教会のゴシック様式の門が見える
エレベーターの上の乗り場に隣り合うカルモ広場 写真: Donald Judge from England, CC BY 2.0

シアードの高台、エレベーターの上の乗り場の隣には、カルモ修道院の遺構が立っています。1380年代にカスティーリャを相手にポルトガルのために戦った将軍、ヌーノ・アルヴァレス・ペレイラが1389年に創建しました。

旧教会はカルモ考古学博物館になっており、月曜から土曜に開館しています。Lisboa Cardで20%割引です。エレベーターを使わずに上がる方法として、博物館はBaixa-Chiado駅(地下鉄)か758番のバスを案内しています。どちらもカードで乗れます。

再開後のサンタ・ジュスタのエレベーターのチケット

運行中は乗車時に支払います。事前予約は不要で、Lisboa Cardがあれば乗車できます。運休前の最後の運賃は€6.10でした。

頂上の展望台には別のチケットがあり、5ユーロで、支払いは銀行カードのみでした。リスボン観光局によると、Lisboa Cardの対象外です。開場は9:00~21:00で、同時に入れるのは20人までです。

乗車時間は約3分です。2025年の運休前には、乗るまでに約30分待った人もいました。

サンタ・ジュスタのエレベーターを設計した人

エッフェル塔で知られるギュスターヴ・エッフェルが関わったという話を目にしますが、Carrisは設計者としてエンジニアのラウル・メニエ・デュ・ポンサールの名を挙げています。1902年7月10日に「Ascensor Ouro-Carmo」の名で開業しました。結んでいた2つの場所、オウロ通りとカルモにちなんだ名前です。

当初は蒸気で動き、1907年11月に電動モーターが付きました。2つの木造キャビンには真鍮の金具が付いています。Carrisによる定員は、座席20人、立ち15人です。

100年以上たった今も、Carrisの路線として54Eの番号が付いています。

最終更新: